岡田記念館 土壁塗り体験

とちぎ蔵の街職人塾

栃木市嘉右衛門町の歴史ある町並みが、平成24年7月に国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されました。

これを受けて、岡田記念館の建物が修理されることとなり、土壁塗り体験が実施されました。

歴史ある建物の修理現場を公開し、親子や若者が参加できることで、次世代の担い手育成や、町並みをみんなで守り伝えていくことを目的とした取組です。


日時:2013年9月14日(土) 午前の部 9:00~12:00 午後の部 13:00~16:00

場所:岡田記念館

平成24 年7 月に栃木市嘉右衛門町が重要伝統的建造物群保存地区に選定されました。

20 年以上にわたり、歴史的町並みの保存に取り組んできた住民の努力と、景観まちづくりを支援してきた行政の施策による成果です。

 

そしてもう1つ欠かせないのは、伝統技術を受け継ぎながら、歴史ある建物の修理に携わってきた職人の存在です。「とちぎ蔵の街職人塾」は、大工・左官・瓦などの職人や建築士・木材業者らが、伝統技術の研究・継承、後継者の育成を目的に活動しています。

「とちぎ蔵の街職人塾」で修理を進めている岡田記念館で、9 月14 日(土)に土壁塗り体験が実施されました。修理現場を公開し、親子や若者も参加できることで、次世代の担い手育成と町並みをみんなで守り伝えていくことを目的とした企画です。

 

所有者の理解を得て、住民による町並み保存団体「栃木の例幣使街道を考える会」と、小山工業高等専門学校が主体の「伝統的建造物群保存地区における総合防災事業の開発」プロジェクト(安全安心な歴史まちづくりプロジェクト)が協力して実現しました。

午前中は、近隣の小学生に参加を呼びかけた「くらづくり応援隊」に19 人の子どもたちが参加し、保護者も一緒になって泥団子を丸めたり、壁にぶつけたり、近所の人たちも見学に来たりと、大変賑やかに、みんなで一緒になってつくる建築の醍醐味を味わいました!

そして午後は、マチナカプロジェクトが関心のある若者を募り、職人や小山高専の学生と共同作業で、残った部分を本気で塗り進めました。

 

丸めた泥団子をリレー方式でどんどん上に送り、泥団子をぶつけたあとは左官職人が壁面を平らに仕上げていきます。その見事なコテさばきに感動!

さすがにドロドロにはなりますが、みんなと達成感を共有できるのは気持ちのいいことですね!

 

「結(ゆい)」という言葉があります。田植えや茅葺屋根の葺き替えなどが思い浮かびますが、土壁を塗る作業もまた、職人と住民が協力しておこなっていた地域もあるようです。

 

高齢化が進み、住民も減っているなかで、歴史ある町並みを守り伝えていくには、その維持管理を支えるサポーターを地域内外に増やしていくことが求められています。

 

今後の展開をお楽しみに!

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